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人材教育の株式会社総合教育研究所

ライフスタイルを売る―ハーレーダビッドソンの奇跡―

市場が縮小しているなかで、奇跡の成長を遂げている“マーケティング成功事例”としてハーレーダビッドソン社をとりあげてみましょう。
ハーレーダビッドソン社というと、1980年代後半、危機的な経営状態に陥ったことを思い出す方も多いことでしょう。その後、保守的企業から、活気あふれる企業へと大幅な経営改革に成功し、19.4%まで落ち込んだ米国市場シェアは49.5%にまで奇跡的に回復させました。

しかし、当時のハーレーダビッドソンのブランドは、一部のバイクマニアにのみ支持されるだけで、世間的には「不良の乗る、迷惑な乗り物を売る会社」と見られていたようです。しかも、製品は、日本メーカーと比べると、かなり技術力が劣っており、価格も高かった。市場で競争する上でかなり不利な状況に置かれていたのです。
このような状況下でありながら、奇跡的回復を果たすことができたのが、“ライフスタイル・マーケティング”のすごさです。
もっとビックリすることは、オートバイ市場が、1982年をピークに縮小し続け、現在はその1/4にまで縮小しているなかで、ハーレーだけが毎年登録台数(751cc以上の大型オートバイ市場)を増やし続け、一人勝ちの状況にあることです。
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| マーケティング | 11:56 | comments(0) | trackbacks(0)

マーケティングの魅力(3)―顧客を知る―

 昨今、「顧客満足度アップ」「顧客第一」を経営理念や方針に掲げることは、珍しくなくなりました。みなさんの会社でも、掲げておられるのではないでしょうか。
しかし、私たちは本当に、顧客のことを知っているだろうか? 顧客に関心を持っているだろうかと考えてみますと、私自身、今までの自分に対して、とても満点をやるわけには行きません。顧客を知らなければ、顧客の満足を実現することは、できない筈なのに、自分の経験を過信して、押し付けたりすることがあります。昨今、やっと、刈り取る実(売上数字)のことばかりを考える習慣から、Aさん(A社)、Bさん(B社)が何を求めているのか、その求めていることに、どのように貢献できるのか、CS(顧客満足)=ES(社員満足)の気持ちが自然に持てるようになって来ました。
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| マーケティング | 11:48 | comments(0) | trackbacks(0)

マーケティングの魅力(2)―ニッチ市場で勝負する―

“ニッチ市場“ってよく聞く言葉ですね。中小零細の企業にとって、とても大切な”戦略的意味“をもつ言葉です。企業が存在する価値を左右するという位、重要ですね。大半の企業は”トヨタ“ではないのです。すべての市場で勝負することは、最初から勝てない商売をしようとすることと同じことになります。
つまり、“ニッチ市場“とは、あまり市場としては、大きくないが、特定の顧客層に焦点が絞られたマーケットのことを言います。
例えば、通常の喫茶店に対して、漫画を置いた“漫画喫茶”やインターネットが使える“インターネットカフェ”など、漫画やインターネットを求めて訪れるお客様の市場が、ニッチ市場となります。
通常の喫茶店で提供している“既存の商品やサービス”では満足できないお客様のニーズに応えられるなら、大変魅力的な市場になること請け合いです。勇気をもって“ニッチ市場“を選択してみましょう。
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| マーケティング | 11:42 | comments(0) | trackbacks(0)

マーケティングの魅力(1)―家族の幸せを売る―

 3回シリーズで、マーケティングを取り上げることにします。経営革新の基本は、改めて、マーケティングの視点が不可欠であることを強く感じるからです。さらに、経営品質向上プログラムが目指す「卓越した経営」を実現する “顧客本位・独自能力・社員重視”という基本理念は、マーケティングの理解なくしては、その価値は分からないだろうと思うからです。
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| マーケティング | 11:21 | comments(0) | trackbacks(0)

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