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採用適性分析から見えてくる人財像(1)

―どういう性格・パーソナリティか―

 3月、新卒採用試験の季節を向かえています。この時期、毎日のようにFAXをいただいているのが、CUBIC個人特性分析のご依頼です。
CUBIC個人特性分析とは、さまざまな要素をもつ複合体である人間を立体的(CUBE)に分析することができます。 すなわち、
 1:どういう性格・パーソナリティか(性格・個性面)
 2:どういう関心事・興味領域をもっているか(興味・価値観)
 3:職場で必要とされる基礎的な社会性はどの程度か(社会性)
 4:どういうことに意欲・ヤル気を出すか(欲求傾向)
の4つの領域から個人の特性を測定し、全体的なイメージを把握できるようになっています。
 今回は、「1.どういう性格・パーソナリティか」について解説します。
まず、最初に、気質、態度、性格など比較的固定されたものを分析しています。ということは、ハッキリ言って、「性格は変わりにくい」と言うことです。それぞれの特性傾向は、標準とした中心線より左右どちらかにあるかで、傾向の強弱を表現しています。
性格は5つのタイプに類型し、それぞれを更に2面の行動特性に分けて表現しています。例えば、思索型でも内閉性の思索型(社交意識が低い)と客観性の思索型(思考的・思慮深い)に分けて、それぞれを指数化して表記しています。
〇弸型・・・内閉性 : 社交意識が低い⇔客観性 : 思考的思慮深い 
活動型・・・身体性 : 機敏な・気軽な⇔気分性 : 感情のまま行動 
E慘老拭ΑΑ持続性 : 几帳面・忍耐力⇔規則性 : 常識的・順法的 
だ儷坊拭ΑΑΧチ萓 : 勝気な・積極的⇔自尊心 : 気ぐらいが高い 
ゼ制型・・・慎重性 : 見通しをつける⇔弱気さ : 取越苦労・遠慮 
それぞれの側面について、標準と比べてどうあるかを見るとともに、自分の中で、どの側面が強いかを把握することができます。

 ただ、分析結果を判断する時の注意点は、「性格に問題がある」と考えないことです。「性格で仕事をする」側面が、確かに私たちにはあるのですが、「性格とは、一人ひとりの個性、持ち味」でもあるのですから、性格を変えろと要求する必要はありません。12色のカラーの組み合わせこと、グループダイナミックスを起こしやすいと言えるからです。
 ただし、行動と態度は、性格の影響を強く受けるため、本人も問題行動や態度を性格のせいにしがちです。例えば、内閉性が高い人は、「私は人づきあいが苦手です」と言う傾向があります。これでは、性格が悪者になってしまいます。性格は変えにくいのは確かですが、「行動や態度は、自分の意思でいくらでも変えることが出来る」のですから、性格のせいにはしないようにしたいものです。人間である私たちだからこそ、「こんな自分になりたい」と人財像をイメージすることと、少しの勇気を出せば、潜在脳が、そのために必要な行動変容を促してくれます。
 今の私たちの性格や行動特性は、自分という超能力を持つ「作者」が作り上げた「作品」なのです。満足できなければ、もっと、完成度の高い「作品」に仕上げればいいだけです。忘れてはならないのは、「自分という作品(成長目標)」を創れるのは、「作者である自分自身」以外にはいないということです。さあ、自分という作品を創る楽しみを、人生の醍醐味の一つにしようではありませんか。
 最後に、新卒採用とは、磨けば光る原石を見つける場であり、磨かれた完成品を探すことではありません。入社後に、人材を磨く環境を用意して、「人材を人財に育成する」喜びを味わいたいものです。
| 採用適性分析から見えてくる人財像 | 07:08 | comments(0) | trackbacks(0)
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