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人生の上で何を大切にするか―西郷隆盛の生き方―

人生の上で何を大切にするか
―西郷隆盛の生き方―

年に何度かお会いする機会を楽しみにしているお一人が、作家の神渡良平先生です。最新刊が『西郷隆盛人間学』です。ぜひ、ご一読をお勧めします。今号では、『西郷隆盛人間学』の中から、西郷隆盛の思想と生き方の一端を通して、日本人としての理想を考えてみたいと思います。
西郷さんは、遠島三回に及ぶ悲哀をなめているが、帰還できる希望のない境遇で詠んだ次の和歌に日本人としての魂がゆすぶられます。
『上衣(うわぎぬ)はさもあらばあれ敷島の大和錦を心にぞ着る』
これは西郷が奄美大島に島流しされていた文久元年(1861)頃の作で、“たとえ獄中で破れ衣を着ていようが、心は大和錦をまとっているぞ”という凜とした姿勢を表しています。
西郷さんの言う“大和錦(魂)”を『西郷南洲翁遺訓』から推測してみましょう。『西郷南洲翁遺訓』は、西郷さん没後、庄内藩が編纂した遺訓集です。
●天を敬い、人を愛する 『敬天愛人』
「道というものは天地自然のものであって、人はこれにのっとって生きているものであるから、天を敬うことを目的とすべきである。天は人も自分も平等に愛しているから、自分を愛する心をもって人を愛することが肝要である」(※出典:西郷隆盛人間学)
「道は天地自然の物にして」という言葉に表れているように、“大和錦(魂)”を西郷さんは、「宇宙の原則、あるいは天の道理の上に、人間を天の器と捉え、天に恥じない生き方を志向している姿」として見ていたのではないでしょうか。

●「自分に克つ」とはどういうことか
「学問を志す者は、理想を高く大きくしなければいけない。けれどもそのことだけに偏ると、修業が疎かになり、ただ学問さえできれば行いなどどうでもよいということになりがちだ。だからいつも自分のわがままな心を克服し、道義心を修めなければならない。」(※出典:西郷隆盛人間学)
克己、すなわち「自分に克つ」とはどういうことでしょうか。
自分に克つとは、”修己治人”という言葉があるように、自分の弱さに克つという己を修めることで、部下や国民を治世できる器をつくることです。

経営品質活動でも、競争相手を認識することを強く意識していますが、本当の競争とは、競合他社との競争ではなく、自分の弱さ、無知さ、傲慢さとの闘いなんだと気づかされました。天に与えられた”自分だけの独自な役割”を日々、”真道即生”で生き抜き、人生のゴールには”天命完遂”で人生の幕を閉じる。こんな最高の人生を西郷さんから教えられました。
| 自己実現 | 13:44 | comments(0) | trackbacks(0)
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