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人材教育の株式会社総合教育研究所

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アッシュの実験

―集団が個人に同調を促す―

 心理学者アッシュ(1907〜1996)が、行った「同調」に関する興味深い実験をご紹介しましょう。集団が個人に同調を促す怖さがよく分かります。
一つの集団(通常8人)をテーブルに座らせ,線の長さを測定する実験をすると告げます。基準となるカードに書かれたXの線の長さを示し、もう一枚のカードにかかれた3本の線のうち、基準とするカードの線Xと同じ長さのものはどれか、一人ずつ順番に大きな声で回答するよう求めます。

X:===========

1:=======
2:===========
3:==============

Xと同じ長さの線を1.2.3から選ぶのは簡単なことですね。もちろん、正解は2です。しかし、サクラの参加者を入れると事情が変わってくるのです。実験では、被実験者以外は全員サクラを入れ、被実験者より最初に答えるように配置します。1回目、2回目はサクラも正しい答えをし、3回目にサクラ全員が、「1がもっともXに近い」と間違った答えをします。すると、サクラの判断に同調して、被実験者の35%がサクラと同じ間違った答えをしたという興味深い実験です。

このことは、例えば、経営幹部の最も関心の高い本音が「業績」で、「顧客満足」は建前だとしても、経営方針として「顧客満足向上」を掲げている限り、例え、それに反する指示がでていても、正面から「それはおかしいとは誰も言わない」ことと同じなのです。集団だけではなく、経営幹部が右と言えば、異論があっても同調してしまうことを忘れてはなりません。
 異論・反論大歓迎こそ、大切な企業文化にしたいものです。
| 活きるヒント | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0)
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