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人材教育の株式会社総合教育研究所

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リッカートの組織システム理論

―管理システムから自律システムへ―

リッカートは、組織システムの理論として、飴とムチによる管理システムから、社員が主体的に意思決定する自律システムへの転換を奨励しています。皆様も、現在の組織を点検していただくことをお勧めします。
≪システム・レベル1:権威主義的管理システム≫
管理者は、肩書きというポジションパワーを使って、恐怖、脅迫、懲罰、経済的報酬によって従業員を動機づけようとします。職場のコミュニケーションは、上から下に向かって一方的に行われ、意志決定は、上層部で大部分決定されます。上司と部下との間には、不安、恐れ、遠慮などの心理的距離があります。

≪システム・レベル2:温情主義的管理システム≫
従業員の動機づけは、生理的・安定的欲求のみならず、時には帰属・自尊欲求をも満たすように配慮されます。職場のコミュニケーションは、上からの一方的なものではないが、上司に対して追従的で、上にあげられる情報は、上司が聞きたいものに限られます。政策決定は、やはり大半は上層部でされますが、指定された枠内での決定は下層部に委ねられることもあります。

≪システム・レベル3:協議的管理システム≫
動機づけは、さらに、自己実現の欲求を満たす、新しい挑戦に対する試みも許されます。職場のコミュニケーションは、上下のある程度の関わり合いが始まっています。情報は、上司が聞きたいものだけに限られませんが、量は多くなく、また、慎重に行われるレベルです。PDCAのサイクルが、下部にも委譲され、上下ともに責任感を感じています。戦略レベルの決定は上層部でなされ、具体的実行レベルの決定は下層部でされます。

≪システム・レベル4:参加的・自律システム≫
組織の各メンバーは、相互に信頼し、協力する関係が出来ています。意志決定の場での参加や関わりが充分に文化となり、自ら高い業績目標を設定し、仕事のプロセスの改善も工夫されています。コミュニケーションも上下、部門間、同僚間でもよく行われ、共有化されています。動機づけは、参画を通して開発された報奨制度による経済的、心理的表彰、方針・目標管理などへの参画と関与によっても行われています。評価・PDCAのサイクルは、下層部にまで委譲されています。部下と上司は、仲間意識が強く、信頼関係があります。意思決定は、組織全体にわたって公開プロセスを通して行われ、組織に属する全員が、組織目標達成のために協力し合っています。

前記のような4つのレベルは、次のような日本経営品質賞のカテゴリー項目により識別できると考えられます。
.蝓璽澄璽轡奪廖Π媚弖萃蠅離廛蹈札
⇒日本経営品質賞カテゴリー 1.1
動機づけ・相互作用(協働)
⇒日本経営品質賞カテゴリー 5.1
コミュニケーション・プロセス
⇒日本経営品質賞カテゴリー 1.1/5.1
ぬ槁言瀋蠅隼慘瓠別魍篳担)統制(進捗管理)
⇒日本経営品質賞カテゴリー1.1/4.1/4.2
| 活きるヒント | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0)
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