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幸せな人生・家族と幸せな組織を実現する8つの法則(3)

―第三の法則:喜びのエネルギーに転換しよう―

 自然界に、磁石はプラスとマイナスがあり、電気にもプラスとマイナスがあり、冬と夏があり、光と闇があるように、私たち人間の想念というエネルギーにも、喜びと悲しみがあり、楽しみと苦しみがあり、希望と不安があります。言い換えれば、すべての現象にプラスとマイナスの両面があるようです。プラスだからいい、マイナスだから悪いと決めつけがちですが、本来は、良し悪しはないのではないでしょうか。
例えば、マイナスイオンというと、身体によさそうな印象がありますが、マイナス思考というとヤバいという印象になります。使い方によって、良い意味にもなれば、悪い意味にもなる訳です。
第三の法則は、想念が生み出す、マイナスとレッテルを張ったエネルギーをどうすれば、プラスという喜びのエネルギーへ転換できるかがテーマです。

 みなさんは、こんな経験をされたことがありませんか。
私の体験をお話しましょう。大手の事務機器メーカーで営業をやっているときのことです。売上至上主義が当たり前だと考えていた私は、ひどいときは展示会でお客様を囲んで買ってくれるまで帰さないほど、一生懸命仕事に打ち込んでいました。ところが、売上目標さえ達成できればよいという自己中心的な心の姿勢、仕事がうまくいかないという悩み、周囲が理解がない、協力してくれないというマイナスな気持ちが、仕事を頑張れば頑張るほど、心が病んでいくのを実感するようになったのです。無気力症が現われる程のうつ病状態でした。子供が生まれても愛情を感じられない、本当に心がかれていく状態を経験したのです。
とても辛い時期でしたが、この時のマイナスの心のエネルギーを蓄積したことが、その後の私の人生の原動力になったのです。間違っても、「俺ってマイナス思考だからダメなんだ」と自分を責めたり、自信を失ったりしないで下さい。蓄積したマイナスのエネルギーは、プラスのエネルギーへ転換さえすればいいだけのことなんです。
ただし、潜在意識は、主語がありませんから、人を責めたり、恨んだり、腹を立てたり、嫌ったりすることは、相手だけではなく、自分自身をも否定することになることは覚悟しなければなりません。私が無気力症になっていったのも、周囲への不信感や責める気持ちが、自分自身の自己重要感を下げてしまっていたように思います。

また、想念や気持ちの持ちよう以外にも、言葉の使い方によって、相手のエネルギーがプラスにも、マイナスにもなることがあります。
A:「必ず最後はうまくいく」と信じていないから、成果がでないんだよ
B:「必ず最後はうまくいく」と信じれば、成果がでるようになるよ
どちらの表現が、相手の心の中に、プラスのエネルギーを生みだすでしょうか?
Aの表現は、相手にとって、自分を否定されたように感じてしまうことになり、かえって、やる気を失わせることでしょう。前の私はこの表現が得意でしたから、部下は、私と面談するたびに自信を失っていくか、反発したものです。それに対して、Bの表現は、相手にとって、成功体験を語ってもらえて、ありがとうと感謝する気持ちになり、やる気につながることでしょう。

心にマイナスのエネルギーを蓄えるだけの間は、周囲のプラスのエネルギーを奪い、とても居心地の悪い雰囲気を醸し出すことになりますから、協力者は出てきませんし、営業マンなら、お客様が選んでくれなくなるのは当然でしょう。能力があっても、成果が出ないのは、そのためです。
ですから、蓄えたマイナスのエネルギーをプラスに転換すれば、周囲はとても居心地の良さを感じて、一緒に仕事をすることが楽しくなり、プラスのエネルギーが高まります。もちろん、喜んで協力してくれるし、お客様も契約したくなることでしょう。

では、どうすれば、マイナスのエネルギーをプラスのエネルギーに転換することができるでしょうか?
まずは、改めて確認しておきましょう。
「俺ってマイナス思考だからダメなんだ」と自分を責めたり、自信を失ったりするのではなく、「マイナスのエネルギーを蓄えていたことに気付く」ことが、転換へのスタートなのです。くれぐれも、マイナス思考の自分という存在を否定しないで、準備期間だったんだと肯定してくださいね。
実は、マイナスのエネルギーの塊みたいな自分でも、そんな自分という存在を受け入れると、不思議、エネルギーからマイナスの要素が消えてしまいます。今まで、私たちは、気付かないまま、心のエネルギーをマイナスにも、プラスにも自分が使い分けていたに過ぎません。要は、蓄えてきたマイナスのエネルギーのマイナスというラベルを捨てて、エネルギー本来の姿に取り戻すということです。
その上で、どう蓄えたエネルギーを活かしたいかです。これからの自分の未来をどうしたいかです。偶然をきっかけに幸運をつかむ能力であるセレンディピティ(serendipity)が働くのも、このどうしたいかを真剣に追い求めている時です。決めるのはあなたです。自分も周囲も喜びにあふれるようにエネルギーを使いたいと思いませんか。
逆に、プラスのエネルギーでなければならないと考えてしまうと苦しくなるだけです。マイナスのエネルギーになってしまいます。やらされていると思って、いやいや仕事をしている状態と同じです。

よく見かけるケースですが、上司と部下の間で、夫婦の間で、「何で分かってくれないの」と相手に対して、腹を立てたことはありませんか。こんなに私が話しているんだから、相手が自分の考えや気持ちを分かってくれるのは当然だと考えてしまうと、相手を責めるマイナスのエネルギーになってしまい、相手を不愉快な気持ちにしてしまいます。それに対して、相手が自分の考えや気持ちを分かってくれるといいなと考えると、プラスのエネルギーとなり、相手も素直に受け入れる気持ちが生まれてきます。
 
 では、次のステップへ進みましょう。
 それは、自分の目の前に様々に起こる出来事や自分が置かれている状況の全てを「受け入れる」ことができるよう、意識を広げるということです。
 前号でご紹介した、手足がないニックさんの生き方です。絶望の日々の中で、「なぜ、自分は生きているのか」、「障害をもって生まれてきたのはなぜか」、生きている理由を探し求め続けました。なぜなら、未来に向けて、希望のある人生を生きたかったからです。母親の「ニック、いつか神はあなたに使命を与える」という言葉を信じて、不自由な障害という状況を受け入れたところから、マイナスのエネルギーを見事にプラスのエネルギーに転換することができました。すごいですね。
 そして、その素晴らしいプラスのエネルギーの現れが、「感謝」の気持です。「お陰様」でと、感謝の気持ちを表現することがあります。「陰」とは、神仏などの偉大な存在の陰で、その恩恵を受けているという意味で使われていますが、「マイナス=陰」、つまりマイナスの存在も、ニックさんのように何か意味のある学ぶ教材として、自分を活かす環境として「受け入れる」ことで、感謝の喜びのエネルギーに転換されていくことになる訳です。
 
 さあ、もうちょっとです。
 感謝の喜びのエネルギーを体感できたなら、もっと欲しいと思いませんか。日々、もっと感謝の喜びのエネルギーを感じられる自分でありたいと思いますよね。
 どうすれば、そうなれるでしょうか。簡単です。
 相手が感謝したくなることを私たちがするだけで、相手から感謝の喜びのエネルギーをプレゼントしてもらえることになり、そのことにまた、感謝することができます。幸せになる方法って、意外と簡単だと思いませんか。顧客満足度を高めろと言われても成果がだせなかった組織が、お客様に喜ばれることが、自分の幸せになることに気づいたら、笑顔にあふれた組織に生まれ変わるのと同じですね。
 この感謝のサイクルを回す起点になりませんか。おすすめですよ。
| 幸せな人生・家族と組織を実現する8つの法則 | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0)
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