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幸せな人生・家族と組織を実現する8つの法則(8)

―第八の法則:―喜神を含む―

 安岡正篤先生が、残してくれた古今東西の聖賢たちの教えの中でも、「喜神を含む」という言葉か好きです。「喜神を含む」に使われている『神』とは、人間を人間たらしめている心の一番奥深いところにある真我のような存在を指しているように思います。じゃあ、真我って何だというご質問が出るかも知れませんが、真我とは、普段私たちが耳にする「良心に恥じない」といった使われ方をする“良心”という言葉、人間が生まれながら持っている魂としての慈愛、慈悲の心のように思います。『喜』とは、その心の奥深い部分にある真我が表出して、いつも喜びの気持を抱いている状態でしょうか。
言い換えれば、どういう逆境に立たされようと、どういう理不尽な扱いを受けようと、そのことに心を乱されることなく、甘んじて受け入れようとする「運命に差逆らわず」といった、“平安な心の境地”でしょうか。
そんな境地の人なんかいるの? と言う方もいらっしゃるでしょうが、“平安な心の境地”で私が思い浮かぶ御人とは、我が郷里、新潟で童と遊び戯れた良寛さまです。この世の栄達を惜しげもなく捨て、小さな庵にその生涯をおくった良寛さま、その和歌や言葉に、“平安な心の境地”が描かれています。

「倒るれば倒るるままの庭の草」
「散る桜残る桜も散る桜」
「災難に逢ふ時節には、災難に逢ふがよく候。
死ぬる時節には、死ぬがよく候。これ災難をのがるる妙法にて候」

災難に逢ったら、ついていないと嘆くことをせず、逃げることをせず、天からの修行なりと受け止めようよ。死ぬ時がきたら、バタバタせず、ニッコリ微笑みながら死ぬ覚悟をし、余生を楽しもうよと良寛さまがおっしゃっているように、これこそ、目の前に起こる現象を宇宙の鼓動のように感じて、ニコニコと受け入れる「喜神を含む」境地ではないでしょうか。

私自身も、心千路に乱れ、一喜一憂する日々を随分送ってまいりましたが、ここ数年は、やっとほんの一時ではありますが、何気ない瞬間に、生かされている喜び、出会いの喜び、ピンチを与えてもらえる喜びなど「喜神を含む」ような心の喜びを感じられるようになりました。
長い間、成功しないと、希望が叶えられないと、小金持ちにならないと、業務目標を達成しないと、喜びは手に入らないと思いこんでいましたが、結果ではなく、本気で、誠心誠意ことに当たる過程にこそ、「喜神を含む」境地が隠されているように思います。
| 幸せな人生・家族と組織を実現する8つの法則 | 21:37 | comments(0) | trackbacks(0)
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