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人材教育の株式会社総合教育研究所

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新入社員の季節

―今年度新入社員育成のヒント―

いよいよ、新入社員研修の季節がやってまいりました。私も、すでに入社前研修の一環である「新入社員研修」の講師を務めています。採用が減っている中でも、狭い門をくぐって内定を勝ち取った学生のみなさんが、新社会人として、入社式を迎えようとしています。
今号では、アルー株式会社が、内定した大学生・大学院生310名(男性155名、女性155名)を対象に実施した意識調査を参考に、今年度の新入社員を育成するポイントを考えてみました。
●調査結果 概要アルー株式会社
意識調査結果から、約半数は、過去に厳しい躾を受けた経験は中学生以前である、または、他者から厳しく叱られた経験がないと答えており、しばらく厳しく叱られる経験をしていないことがわかりました。また、厳しく叱られた相手としてあげた中では「両親」が約7割と圧倒的に高く、身近な大人以外からの叱責を受けていないようです。さらに、叱られた原因としては、「態度・行動」や「モラル」に関するものが多く、社会人として常識的に求められる点に対するものでした。
社会人になることについては、不安よりも期待を感じている者が多くいました。一方で、「仕事についていけるか」ということに関して、多くの者が不安を感じています。そして、9割の者は、「会社が自分に期待すること」を具体的に教えてほしいと考えています。また彼らは、会社側が「即戦力として業績貢献を求めている」と感じているようです。3年後の将来については、自分のやりたいことを行っていることよりも、会社の中で認められることを望む人が多いという傾向が見られました。
こうした“不況世代”の彼らの育成においては、まず初期教育において仕事の基本動作以前の「人としての姿勢」を厳しく躾けることで、配属後の環境でも折れない強さを身につけさせることが必要となります。また会社側は、彼らに対する「期待」を明確に発信し、安心して仕事に向かう環境を整えることで、意欲を引き出すことが鍵となるのではないでしょうか。

 私の新入社員研修の習得目標の一つは、正に、「配属後の環境でも折れない強さを身につけさせること」ですが、その中心は、自分の置かれる環境をポジティブに受け止められるようになることです。
 こんな相談がありました。「過去、何人も新入社員が辞めていった“新入社員キラー”というあだ名がある厳しい上司のもとに配属されたんです。案の定、ねちねち注意されるのにうんざりしています」
 研修後、研修で学んで実践してくれたことを発表してくれました。
 「今迄、上司のいやなところだけしか見ていなかったけど、良いところを意識して見てみたら、自分を変えようと努力している姿や、自分を早く一人前にしてやろうとしてくれているんだと言うことが分かりました。それと、自律性を育てようとしてくれていることにも気づくことができたので、自分から、質問したりするようにしてみたら、その積極性をすごく喜んでくれました。」
 相互に分かりあえることの大切さを体験してくれた若者に拍手を送ります。
| ビジネスでの出来事 | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0)
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