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みんなが輝くファシリテーション(2)

―プロセスとコンテンツ―
ファシリテーションの場は、相互に何らかの関係をもつことになります。そこには必ずといってよい程、コンテント(内容)とプロセス(関係的過程)が存在します。

●コンテント(内容)とは、商談で話し合われたことや会議で討議された会話のことです。議事録に記録できます。

●プロセス(関係的過程)とは、商談している相手同士や討議しているメンバー間で、そのときどきに起っている心理的な変化のことです。議事録に記録できません。
発言は自信がありそうか、なさそうか
テーマに関心をもって参加しているか、いないか
参加態度は積極的か、消極的か
意思決定スタイルは主体的か、依存的か
合意しているか、いないか
相手の意見を理解しようとしているか、いないか
自分の意見に固執していないか
 といった微妙な心理的な変化を理解する力がファシリテーターには戻られるのです。
普通私たちは、どうしてもコンテント(内容)に注目しがちで、プロセス(関係的過程)には目が向かないことが多いようです。

例えば、
 営業の世界では、契約がなかなかとれない営業マンのことを、「センスがないヤツ」という言い方をします。この「センスがない」というのが、お客様の心理的なプロセス(関係的過程)に鈍感だということなのです。
 例えば、全く商品に興味がないお客様に対して、一生懸命売り込もうと時間を無駄にしたり、逆に、お客様が欲しいという気持ちになっているのに、「ご購入をおすすめします」とクロージングをしないまま、タイミングを逃してしまうのです。

職場でよくあることですが、レクリエーションについて話し合った時に、「レクリエーションを何にするかということ」、つまり、コンテント(内容)についての話し合いは、皆さん関心をもってされることでしょう。しかし、「その話し合いの場で発言しない人がいること」や「自分の提案したことに賛同者がいないことにイライラしている人がいること」など、そこで起っていることプロセス(関係的過程)に気づき、その状態を変えようとする人は非常に少ないようです。ファシリテーターが必要な訳はここにあります。
このプロセス(関係的過程)に気づかずに、レクリエーションの計画を立てると、実施の段階で、いやいや参加する人がでてきたり、欠席したりする人が出てくるという結果を引き起こすことになります。ところが、通常の場合、プロセス(関係的過程)に手が打たれていない問題は放置されたまま、「欠席した人は非協力的である」と、単に非難されることになってしまいがちです。
それだけに、リーダーは、意識して、プロセス(関係的過程)に目を向けるファシリテーションスキルを習慣づけることが必要になるわけです。
| みんなが輝くファシリテーション | 00:16 | comments(0) | trackbacks(0)
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