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人材教育の株式会社総合教育研究所

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業績UPにつなげる研修効果測定(1)

―研修効果が出ない原因―
 研修を実施している会社は、珍しくはありません。社外の公開講座に参加するスタイルも含めれば、ほとんどの組織が、なんらかの研修を実施していると言えるでしょう。
 ところが、研修の目的を達成するために必要な研修効果測定をきちんとしている組織となると、逆に、多くの組織が十分実施しているとは言えないでしょう。
今回のシリーズでは、研修効果を測定することがなぜ必要なのかを検証すると共に、実際の測定方法のヒントを提供することにいたします。
 まずは、Learning Alliance Incが、1,000人を対象に「マネジメント・スキル」のトレーニングを実施した折に、調査した「参加者が職場に戻った後の学びを実践した比率」をご紹介したいのですが、ここで質問です。
「学んだことを使って、具体的な結果を出した」比率はどのくらいだと思いますか? 

正解は、
ヽ悗鵑世海箸鮖箸辰董具体的な結果を出した比率・・・15%
学んだことを全く使わなかった比率・・・・・・・・・15%
3悗鵑世海箸鮖箸うとしたが、何らかの問題があったか、うまくいかなかったので、もとの行動に戻った比率・・・・・・70%

 この数字に対する印象はいかがですか? 「そんなもんだろう」と納得される方が多いことでしょう。

では、なぜ、学んだことを使って、具体的な結果を出した比率が、わずか15%しかないのでしょうか? その主要な原因を分析した結果が次の項目です。この項目に手を打てば、速効的に「学んだことを使って、具体的な結果を出す比率」をUPすることができるのですから、ぜひ、チャレンジしませんか。

 研修の効果が出なかった原因を「研修実施前の準備」と「研修実施中」「研修実施後のフォローアップ」に分けてみると、驚くべきことに、「研修実施前の準備」と「研修実施後のフォローアップ」の方が、40%づつの強い影響力があることが分かったのです。それに比べ、「研修実施中」が原因として考えられる比率は、わずか20%でしかありませんでした。
研修に対する次のような神話は崩壊したのです。
「ビジネスの結果によい影響を与えたいなら、研修さえすればよいのだ」
「問題のある社員を研修会に送り込めば、変わって戻ってくる」

 研修とは、「社員と組織の能力開発のプロセスの一部」なのだということ、そして、「研修を実施する前と後のプロセス」が機能していなければ、研修を実施する時間とお金は無駄になってしまうのだということを忘れてはならないということです。

 では、具体的に研修効果が上がらない原因項目を掲げてみましょう。
仝修実施前の準備に関して
・経営層の関与と理解が不足していた
・参加したいという強い動機付けがされていない
・参加者の選択が不適切だった
・参加目的が明確でなかった
・教材等の準備不足
・すでに使っている、必要なし等
⊆損榁罎亡悗靴
・十分に理解、習得できなかった
・学ぶ意欲はあったが、講師の教え方が悪かった
・講師のファシリテーションが下手だった
・トレーニングの設計ミスや教材が悪かった
8修実施後のフォローアップに関して
・上司が研修に関心が無く、期待されていなかった
・学んだ知識を試してみる機会がなかった
・上司や同僚のサポートがなかった
・研修で得た知識を使おうという気にさせる動機づけや後押ししてくれるものがなかった
・フィードバックやコーチング不足

上記のことから分かることは、研修実施前と後の「上司の関わり方」がいかに研修効果に影響を与えているかということになります。
| 業績UPにつなげる研修効果測定 | 00:26 | comments(0) | trackbacks(0)
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