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愛すべきドラッカー(3)

JUGEMテーマ:ビジネス
 

 今号のドラッカーの言葉は

「仕事で成果をあげるには、業績という言葉を忘れればよい。その代わりに、貢献について考えればよい。貢献といえば、焦点は正しいところに合わせられる」です。(出典: PF・ドラッカー〜理想企業を求めて〜)

 

 今号の「仕事で成果をあげるには、業績という言葉を忘れればよい。」という言葉からは、私が大手の事務機器メーカーで営業をやっているときの辛い体験を思いださせます。

 

当時はどの企業も業績至上主義が当たり前でしたから、ひどいときは展示会でお客様を囲んで買ってくれるまで帰さないキャッチセールスのようなことまでやりました。寝ても覚めても「業績」という言葉が頭から離れないドラッカーの言葉とは真逆な生活が14年間続いたことになります。

 当時の私は、仕事で成果を上げるには、業績という言葉をひたすら追い求めることしかないと思い込んでいましたから、ただ、辛いだけの日々でした。いつの間にか心が病んでいくのを実感したことを思い出します。子供が生まれても愛情を感じられない程、本当に心が枯れていく状態を経験しました。ただただ、光が見えない、真っ暗なトンネルの中にいる状態だったように思います。でも、どうしたらいいか分からない。

 

 そんな中で、「仕事で成果をあげるには、貢献について考えればよい。」というドラッカーの素晴らしい世界の扉を開いてくれたのが、現会社を立ち上げて間もなくご縁をいただいた岩谷産業さんの創業者である岩谷直治さんの創業精神でした。それは、「世の中に必要な人間となれ、世の中に必要なものこそ栄える」です。

長年「モノを売る事が仕事だ」と思いこんでいた私ですが、

それだけでは人間は幸せになれない! 

モノを売るだけ、生活のためだけの仕事から、お客様から感謝され喜んでもらえる、社会へ「貢献」できる仕事へと意識さえ変われば、仕事のやりがいは誰でも持てるんだ! と、やっと真っ暗なトンネルの中から出口の光が見えてきた感じでしたね。そして、このことを実践し、伝えることが自分の使命だという思いが、その後の私の人生を決定づけることになります。

 

「貢献といえば、焦点は正しいところに合わせられる」正にそうですね。

しかし、振り返ってみると、営業マネージャー時代の私は、まずは一緒に働く職場の仲間への「貢献」がある筈なのに、心を通わせることなく役割を分担しているだけの無機質な関係しかつくれませんでした。

ただ、幸せなことに、お客様を売上金額でしか見ることが出来ず、販売目標を達成することにしか価値観が持てない、そんな生き方で定年まで働くことに、自分の心の深いところでアラーム信号が鳴っていたんですね。 

 

 今、しみじみと感じるのは、「世の中に必要とされ続けたい」という思いが生み出すとてつもない使命感の強さです。全てのビジネスパーソンにこの素晴らしい世界を共有したいと願いつつ・・・・。
| 愛すべきドラッカー | 20:47 | comments(0) | trackbacks(0)
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