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人材教育の株式会社総合教育研究所

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失敗から学ぶ(3)

JUGEMテーマ:ビジネス
 

〜失敗への免疫力を高める〜

 

 失敗した時にうれしいとは、なかなか思えないですね。むしろ、心は落ち込むことの方が多いことでしょう。今号は、失敗しても落ち込むことなく、前向きに学ぼうとするエネルギーの高め方がテーマです。

 まずは、以下のようなケースに出会ったなら、あなたはどうなるでしょうか。

 

今働いている企業から、ある日突然、あなたに早期退職勧告が出され、結果として、あなたが失業した場合を想定してみましょう。

Aさんの場合:途方に暮れ、とても不安になったが、すぐに、「景気が悪くなっただけだ。私は仕事ができる人間だ。きっとまた、私のスキルを必要とする会社が現れる」と、自分に言い聞かせた。早速、新しい履歴書を書き、いままでの実績を整理し、面接を繰り返し、ついに職を手に入れました。

Bさんの場合:途方に暮れ、とても不安になり、自分は能力がないから退職勧告されたんだと自信を失い、絶望のスパイラルに陥ってしまい、別の仕事を探さそうとしなかった

この二人のケースは、失敗に対する反応のうち、両極端なケースを示していますAさんのような人は、不安な気持ちが起きても短期間で立ち直り、その体験から学び成長することができるタイプです。一方のBさんのような人は、不安から欝状態へ、さらに将来への希望を喪失し、無力感に苛まれてしまうタイプです。仕事をしている以上、失敗は人生で避けて通れませんが、Bさんのように、そのことが心的外傷の原因になり人生を台無しにすることは組織にとっても大損です

では、何かいい方法はあるのでしょうか?

以下に、失敗後に潰れるBさんのような人Aさんのように再起できる考え方をご紹介します。

 

◆楽観主義が絶望のスパイラルを断ち切る

「Aさんのような人は、なぜ、素早く再起することができるのか」、ペンシルバニア大学教授であるマーティンE.P.セリグマンの研究チームが15年掛けて研究したその答えが楽観主義」です今回、ワールドカップで優勝した“なでしこJAPAN”の澤選手のような、一度も勝ったことのないアメリカチームに先制点を入れられ、残り試合時間が3分しかない状況下でも、諦めないの考え方は、「点を入れられた挫折感を瞬時に切り替え、状況は変化しうるもの(点を入れられたのはこの場面だけのことだ。何とかなるさ。未来は変えられる)と解釈する習慣を持つことがわかったのです。これは、Bさんのような人に対して、澤選手のような楽観主義的に物事を考えるよう教育すれことが出来ればよいということになります。

 

◆誰でも“なでしこJAPAN”の澤選手のような楽観主義になれる

≪褒めパワー≫

自然科学研究機構生理学研究所の定藤規弘教授のグループが発表した研究です。

 男女(平均年齢21歳)の19人に、褒められる状況と、報酬としてお金がもらえる状況を比較テストして、脳の反応を調べた研究です。その結果、他人に褒められると反応する脳の部位は、お金のような報酬をもらえるときに反応する脳の「線条体」と同じ部位であることが分かったのです。すごいことですね。褒められることが、脳においては「喜び」となり、「報酬」としてとしてお金などと同じように認識されていると言うことです。

 東京成徳大学臨床心理学科助教の石村郁夫先生が発表した研究では、9人の学生に「ほめ日記」を4週間書いてもらい、その前後の心理状態を比較したところ、不安な気持ちや自信喪失感などの“強迫観念”と“困難を乗り越える力”の項目で改善が見られたのです。

みなさんも「ほめ日記」を付けてみませんか。

・今日、朝ご飯を食べた。

・会社に遅刻しなかった。

・挨拶をした。など

当たり前のことでもかまいません。

 

≪自己宣言≫

 さらに、こんな自分になりたいという成功イメージを自己宣言することもおすすめです。自分の長所も短所も、ありのままの自分を素直に受け入れることです。「他人と比較したり、けなしたりしない」で、「こうなりたい、こうしたい」と希望や夢を持つということです。そして、自分に弱点があると気づいたら、弱点が克服された状態の積極的な自己宣言を考え出し、その宣言を絶えず繰り返すのです。次の基本的な宣言を参考に、自分の自己宣言文をつくりませんか。

・私は、人前でも、堂々と確信に満ちた行動をとることができる。

・私には、偉大な才能と素質が眠っている。この潜在能力は、自分というものがわかるにつれて力を発揮することができる。私は、思いもよらなかったほどのすばらしい成功をつかむことができる。

・私は、大きな声でよく笑う。笑うと緊張も和らぎ、心配事もどこかへ飛んで行ってしまう。そのお陰で毎日をとても楽しく過ごしている。

・私は、人生が自分の心構え次第で決まることを知っている。だから、常に、私は、積極的な心構えで毎日を暮らしている。

・私には、生命力や気力、体力が満ちあふれている。

・私は、活力にあふれ、疲れを知らない充実した日々をおくっている。

・私は、仕事に対して専門的な知識と技術をもち、皆から頼りにされている。

・私は、自分の運命を自らの力で切り開くことができる。

・充実した人生をおくるためには、既成概念に囚われている自分を捨て、柔軟で好奇心に満ちた新しい自分に生まれ変わることが大切だ。

| 失敗から学ぶ | 17:58 | comments(0) | trackbacks(0)
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