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人材教育の株式会社総合教育研究所

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心の復元力を高める(4)

JUGEMテーマ:ビジネス



〜人生ビジョン〜

 今号は、逆境に直面した時、「人生ビジョン」を持っている人といない人でなにが違うのか、考えてみましょう。

 「人生ビジョン」とは何か? を考えるためには、人生とは何か? を考えることが必要ですね。そこで、最初に、日々取り組んでいることを整理してみましょう。
米国のキャリア研究者であるドナルド・E・スーパーは、人生には年齢や場面に応じて、8つのさまざまな役割があり、人生とは、それらの組み合わせであると定義しました。この8つの役割は、重なり合ったり相互に影響し合ったりしています。成人のピーク時には、多くの役割を併せ持っていることが多いでしょう。
そこで、「人生」のビジョンを8つの役割をどう果たしていくかという視点から考えることにします。

◆人生の8つの役割
‖子・娘(Son・Daughter)
この役割は家庭がその場となっており、生涯を通じて、小さい頃は養育される、世話を受ける立場で、親が老齢化する頃には、子供として親の介護など、世話をする立場の役割を言います。
学生(Student)
大学を卒業するまでが、学生ではありません。この役割は、一生の間に頻繁に出てきます。企業人として研修に参加する場合は、その期間は再び学生の役割を持っていることになります。
職業人(Worker)
従来は、会社が職業人の役割の舞台でしたが、昨今は、ホームオフィスも出現しています。学生の頃、アルバイトをスタートとして、有給で働くことを完全にやめる時点まで続きます。
で朸者(Spouse)
夫や妻という役割です。もちろん、この役割を一生持たない人もいます。また、離婚や再婚などにより、一旦、止めた役割を復活するケースも珍しくはありません。
ゥ曄璽爛瓠璽ー(Homemaker)
家庭を維持して行くために、欠かせない役割です。料理や買い物、家具選び、家屋の修理などの仕事を含んでいます。しかし、日本では、この役割の多くは女性に一方的に押し付けられている傾向にあります。
親(Parent)
親としての役割で、子どもを育て、子どもの自立を支援することです。子供が学校を卒業して、就職するまで続きます。特に日本は親子の相互依存関係が強く、結婚するまで子供のめんどうを見る傾向があります。
余暇を楽しむ人(Leisurite)
スーパーの造語で、読書やテレビを楽しんだり、レストランで外食をするなど余暇活動に取り組んでいる時の役割を表しています。
┿毀(Citizen)
これは、町内会や団地の行事に参加したり、公園や海岸のゴミ拾いなどの無給のボランティア活動に費やす役割を言います。

 では、「8つの役割」を果たす目的は何か? を考えてみましょう。
 簡単です。全ての役割には、相手が居ます。つまり、相手が必要としている要望に応えること、貢献することにより、役割を果たす私達自身が豊かな恵みをもらえるということです。
 私が大好きな作家の神渡良平先生が書かれている「孤独になる前に読んでおきたい10の物語」から、「配偶者」という役割から得られる恵みをご紹介しましょう。

≪私たちはみんなつながっている≫
 (ガンになり)余命幾ばくもないことを知った担当医は章子さんを家に帰し、ご主人と最期の時間を過ごすよう勧めました。西念寺に帰った章子さんはご主人との最後の時間が楽しくて仕方がありません。40を過ぎて再び新婚生活に返ったようです。その喜びをこう記しました。

「お父さん、ありがとう またあしたあえるといいね」と手を振る
テレビをみている顔をこちらに向けて、主人が
「お母さん、ありがとう またあしたあえるといいね」と
手を振ってくれる
今日一日のしあわせが胸いっぱいにあふれてくる
そして朝は
「お父さんまたあえたね」「お母さんまたあえたね」と
恋人のような暮らしをしています
振り返ってみると この四十六年間、こんなあいさつを
一度だってしたことがあったでしょうか
みんなガンをいただいて 気づかされたことばかりです

 本当に幸せな章子さんの気持ちが伝わってきますね。
 私たち、夫婦も、こんな関係でありたいと日々を過ごしています。私の人生ビジョンは、ささやかな「8つの役割」を果たすことを通して、「世界中の人々が幸せに暮らせる世界づくり」に貢献することです。
 皆さんは、どんな人生ビジョンをお持ちでしょうか?
| 心の復元力を高める | 20:45 | comments(0) | trackbacks(0)
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