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人材教育の株式会社総合教育研究所

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心の指針(3)−相対性−

 お互いの相違点を超えて、存在を認め合うためには、「相対性」という法則の理解が不可欠です。その理解の度合いは、自信に溢れているが「傲慢」ではなく、「謙虚」であるかどうかで見極めることができます。
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(3) 相対性 
全ての物事や現象は、立場や見方によって、正しいか、そうでないかが変わってきます。絶対的に正しいと言えるものはありません。
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では、一緒に指針の内容を考えてみませんか。
物事は見方、考え方、立場によって異なるという考え方が「相対性」の法則です。例えば、身近かな例として考えてみますと、コップを真横から見れば長方形であり、上や下から見ると円形となります。
別の例で考えてみると、お客様の立場では、「安く買いたい」と思い、営業マンの立場からは「高く売りたい」と思います。利害が異なるわけです。つまり、一面から見ただけでは物事の真実の姿は掴めないということです。視野を広くし、物事を観察するように常に心がけることが大切です。
哲学者カール・ポパーが提唱した考え方で、可謬主義という「相対性」と合い通じる考え方があります。私たちは、物事を認識するときに、自分の経験や知識などの限られたデータベースに基づいて認識するしかありません。従って、人は誰でも、物事を認識する時に、間違いを起こしうる存在だということになります。「世の中に、絶対に正しい法則、理論、知識というのはありえない」という考え方でもあります。可謬主義とは、そのことを前提とした発想をしようということです。このコラムで書いている法則も、絶対的に正しいとは言えないということです。そういう考え方もあるのかと、読んでいただければいい訳です。
可謬主義の反対の立場をとると、「自分は正しい、間違っていない」と思い込み、「人の意見に耳を閉ざす」ことになってしまいます。自信が昂じて「過信」つまり「慢心・傲慢」になっている状態です。できるなら、「今までの自分の考え方は間違っているのではないか。違う考え方、見方もあるのではないか」という、謙虚さが求められます。
そして、立場によって、正しいか、そうでないかの判断も変わってきます。立場というのは、なかなかその「立場」になってみないと本当には理解しきれないということがよくあります。
特に、「立場の違い」は、
◎利害が異なる
◎価値観が異なる
◎視点や視野の拡がりが異なる等
衝突しやすい要素を際立たせることになります。衝突を回避し、相互の立場の理解を推進する鍵は、相手の主張がどんなに理不尽に聞こえても、「なぜ、相手は、そのように主張するのか」その背景や要因を探りだすことです。それなくしては「相手の立場に立つ」ことは、掛け声に終わってしまうことになります。
| 心の指針 | 11:50 | comments(0) | trackbacks(0)
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