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人材教育の株式会社総合教育研究所

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心の指針(8)−自由性−

 (7)二面性では、「夜明け前が一番暗い」という考え方に象徴されるように、心ひとつの置き所によって、ひとつの現象や体験が、絶望的状況にも受け取れるし、希望の光にも受け取れることが分かりました。
いよいよ、最後の心の指針(8)自由性です。この指針は『人間の尊厳』に関わる重要な指針ですから、じっくり考えて見ましょう。
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(8)自由性 
夢を描く想像力とそれを形にする創造力が与えられています。この力で何をつくるかは、私たちの自由意志にかかっています。
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極めて長期に渡って成功を収め、魅力的な企業としての地位を維持し、社会から尊敬されている『ビジョナリー・カンパニー』に共通した特徴は、強烈な経営哲学を持ち、未来志向で経営を行うカンパニーだと言われています
『変えたくない』
こだわりの哲学や価値観を基軸にした自由な経営は、儲かりそうだからとか、市場が拡大しているからとか、経営環境の変化や顧客のニーズの多様さに適応するしかないといった経営判断とは対極にある姿勢です。ミッション・マネジメントという言い方もできるかも知れません。会社も人生も『どんな未来を創るのか』を考え、決めるのは、私たち、一人ひとりです。

ミッション・マネジメントといえば、以前、ある経営者セミナーで講演されたアメリカの携帯電話会社の副社長の話を思い出します。彼は、誇らしげに一枚の雪に埋もれた一台の車の写真を私たちに見せながら、こう言ったのです。

「雪で立ち往生していると思われる車を探し出してほしいという切なる願いを受け、私たちは、緊急のプロジェクトを立ち上げました。そして、幸いなことに、携帯電話の微弱電波を頼りに、探し当てることができたのです。携帯電話事業が遭難寸前の人を助けることができ、こんなうれしいことはありません」というお話だったのですが、感動しました。

何のために、事業をしているのか、何のために仕事をしているのか、自由に発想でき、自由闊達に対話できる組織文化が職場にあったなら、多くの会社で、このような感動的な物語がたくさん生まれることでしょう。

そうそう、国際的に企業経営の羅針盤となってきている経営品質向上プログラムも、組織創設の価値観や使命に結びついた目指すべき「理想的な姿」を明確することから活動はスタートします。

このことから見えてくることは、
未来を創るスタートは、自由な発想で、夢やビジョンを想像することであり、次に「見える形」に創造するステップがあります。
本田技研工業の創業者である本田宗一郎が、大切にした企業の文化 (Culture)も、『自由闊達』と浜松弁の“やらまいか”『チャレンジ精神』です。新しいことにチャレンジすることなくして、今のホンダはなかったでしょうし、世界一の自動車メーカーに上り詰めたトヨタの成功もなかったことでしょう。ソニーの前身、東京通信工業株式会社の創造者である井深大も「設立趣旨書」のトップに「自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」を掲げています。

想像力=イマジネーション力を使って、未来に向けて夢を描くこと、設計図を描くことは、実は、自然が人間だけに与えてくれた特別な能力なんですね。使わない手はありません。
最後に、人間に与えられた『想像力と創造力』をフルに活かした経営こそ、人間的経営と呼ぶことにいたしましょう。
| 心の指針 | 17:43 | comments(0) | trackbacks(0)
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