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人材教育の株式会社総合教育研究所

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経営品質向上活動が未来の希望

 各地で経営品質協議会が立ち上がり、少しづつは、広がりを見せているものの、今だ、中小企業大学校などの公開講座で出会う管理職のみなさんの大半は、「ISOは聞いたことがあるし、認証もとっているけど、経営品質は聞いたことがない」と言う。各地の知事賞、奨励賞など受賞した企業も、いつの間にか、活動が停滞してしまっているという声を聞きます。
とても、残念に思います。日本中で、経営品質向上活動が広がり、経営者も社員もお客様も社会も株主も、五方よしの組織が実現する姿をみたいものです。
なぜ経営品質活動は、普及しないのでしょうか? 
考えて見ましょう。
 魅力があれば、自ずと普及していく筈なのですが、魅力がないのでしょうか? そんなことはありません。経営品質にしかない魅力があります。
みんなで、組織としての「理想的な姿」を掲げ、社内で経営品質アセスメント基準にそって、セルフ・アセスメントすることにより、隠れている真の経営課題を白日の下にさらけ出すことができます。
 ところが、この魅力が実は、普及の障害になっているのではないかと思えてなりません。どの組織にも、真の経営課題が、白日の下にさらけ出されることを望まない勢力が、必ずといっていいほど存在するんですね。
 アセスメントの結果報告で、「これは今まで気がつかなかったが重大な経営課題はこれです」と経営改革の提言をすれば、当然、経営トップないし幹部は喜んでくれると思うと大間違いです。「そういう会社に誰がしたのか」が、ハッキリするからです。煙たいと感じる人たちが反対勢力にならないよう、事前に手を打っておく必要があります。「会社を革新する総論賛成、でも、自分に火の粉が掛かってくる各論反対」とならないようにです。
 経営品質向上活動は、従来の現場の改善QCサークル活動の焼き直しではありません。経営トップはもちろん、経営幹部が率先して、自らの意識改革、マネジメント能力の開発を覚悟して始める活動です。それを見て、社員みんなが相互に学習して成長する活動です。ですから、経営幹部が率先垂範して取り組まない経営品質向上活動は意味がありません。社員にやらせる活動ではありません。
ですから、本物の経営品質向上活動が行われるなら、社員の意識が変わり、社員は成長します。お客様から「最近、社員のみなさんが素晴らしいですね。感動しました」という感謝の声が増えることでしょう。
 現在、経営品質向上活動を支援させてもらっている企業さんの場合は、経営トップの強い意思と覚悟、「儲かるか、儲からないかではなく、正しいか、正しくないか」等の素晴らしい理念があります。お客様の求める価値を提供することに事業の存在理由があると考える企業が、少しでも、増えることが願いです。
 もう一つ普及しない理由の一つが、アセスメント能力の低さです。経営をよく知らない、経営革新の経験もない社内のセルフ・アセッサー同士が、経営の状況をアセスメントしても、真の経営課題を見つけ出すことは、至難の業です。各地域の経営品質協議会が賞を用意しているのも、応募していただいた会社に対して、経験のある第三者(審査員)によるアセスメント結果を「評価レポート」として差し上げるためです。
私の会社のように、第三者として、経営品質向上活動を支援するコンサルティング会社が存在している理由もそこにあります。これからの時代、経営品質向上活動をしていない企業は、肩身が狭いとみんなが考える産業界にして行きたいものです。
| 経営品質 | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0)
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